トルコ南部のカフラマンマラシュ県で2月6日に大地震が発生し、トルコと隣国のシリアは深刻な被害を受け、大勢の死者が出た。
地震発生後、中国政府は直ちに緊急人道支援を実施することを決め、トルコに4000万元相当の緊急支援を行った。また、シリアが緊急で必要とする災害救助物資の提供と3000万元の緊急支援を行ったほか、実施中の食糧支援も加速させた。中国政府が被害状況と実際の需要に基づき、引き続きトルコとシリアにできるだけの援助を提供していくことは、人類運命共同体の理念を十分に体現している。
同時に、中国社会各界もトルコとシリアに援助の手を差し伸べ、大国の責任と人道主義の精神を示した。中国人民は大地震がもたらした災難に大いに共感し、人類が助け見守り合うこと、同じ船に乗って助け合うことの切実さと重要さをより理解している。
「地球村」に暮らす各国の人民が互いに協力し合い、助け見守ることは人類運命共同体という理念の実際の行動になる。人類運命共同体を構築することは、「世界がどうなるのか、我々がどうなるだろうか」という問いへの最高の答えであり、岐路に立たされた世界と人類に未来の方向性を示した。
人類にとって地球は一つしかなく、各国は一つの世界に共に存在する。今の時代にはすでに世界の多極化、経済のグローバル化、文化の多様化、社会の情報化の深い発展の勢いがある。いかなる国も単独で対応できず、いかなる国も独りよがりになってはならず、互いに協力し合うことで、各リスクと試練に立ち向かうことができる。中国は人類運命共同体理念の提唱者、推進者、実践者であり、また多くの重大な行動は中国人の懐の深さと大義を示している。これは国際社会から広く高評価されている。
中国の救援隊はトルコの被災地に赴き、人類運命共同体の理念を持ち、国際人道主義の精神を発揚した。救援隊員は現地政府と協力して全力で救援活動を行い、必死に被災地の人たちの生命と財産の安全を救い、実際の行動で運命は共にし、風雨を共にするという理念を示し、人類運命共同体に新たな中国の物語を描いた。(雷鐘哲 中国網時事評論家)
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年2月10日
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