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中国西南地区の警察部門は今週、麻薬取締行動で犬以外の動物を試験的に利用する国家課題の一つとして、6匹の麻薬探知リスの訓練に成功したと発表した。米紙「ワシントン・ポスト」が9日付で伝えた。
この麻薬探知リスの訓練を担当する分隊に所属する、重慶市の警察犬調教師である尹勁氏は、中国メディアに対して「これらのリスは麻薬捜査訓練で優れたパフォーマンスを発揮している」と述べた。
尹氏によると、これらのリスの訓練は長年の研究の成果だ。「リスの嗅覚は非常に鋭い」尹氏によると、これらのげっ歯類は訓練後、引っ掻くことで麻薬の発見を伝える。「リスなどのげっ歯類は麻薬の発見に長けている。狭い空間や隙間を通過し、密封された包みに隠された麻薬の匂いを嗅ぎ取れるからだ」
警察側は、これらのリスを実戦投入する前に、現実世界でさらなる訓練を実施する予定だ。尹氏は「ワシントン・ポスト」に、「これにはさらに時間がかかるだろう」と述べた。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年2月13日
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