近頃、全国の多くの地方民政部門が2022年度の結婚ビッグデータを発表している。各地の初婚の平均年齢を見ると、30歳近くが多いことがわかった。
公式発表された統計データを見ると、各地で初婚の平均年齢が上がっている。
『中国国勢調査年鑑2020』では、中国人の平均初婚年齢は28.67歳だった。うち、男性は29.38歳、女性は27.95歳。10年前の2010年の男女平均初婚年齢は24.89歳、男性は25.75歳、女性は24歳だった。
中国人の平均初婚年齢はこの10年で4歳上がり、男女の平均初婚年齢はそれぞれ3.63歳と3.95歳上がった。
『光明日報』の2021年3月の記事によると、「婚姻年齢の上昇」は中国の都市化レベルと経済成長レベルの向上と緊密につながっている。都市化と経済成長レベルの向上に伴い、全社会が若者教育への投資を重視し、教育年数が延びたことで、結婚時期が遅くなった。また、経済レベルが向上し、結婚に求める条件も高くなった。「不動産、自動車、財産」が結婚の三大条件となった今、特に経済発達地区では高い住宅価格・生活コスト・育児コストが多くの適齢男女の結婚時期を遅くしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年2月15日