政府活動報告は「介護サービス保障の強化」を今年の基本的民生の保障と社会事業の発展の重点の1つとした。代表らは、中国の高齢化に有効的に対応することは、国の発展の全体と庶民の福祉に関わるとの見解を示した。高齢化対策を重視し、入念に計画し、統一的に取り組み、「老有所養(扶養)」、「老有所医(医療)」、「老有所為(社会参加・生きがい)」、「老有.所学(生涯学習)」、「老有所楽(趣味娯楽)の実現で新たな進展を遂げる必要があるという。
河北省唐山市民政事業センター党支部書記で唐山市対麻痺療養院院長の楊震生氏によると、近年、介護サービス制度の枠組みが整備され、介護サービスの供給の質は向上している。身寄りのない老人や要介護老人のための健康・介護サービスを行うには、より力を入れ、介護サービスのレベルを引き上げることが極めて重要である。ここ数年、療養院は新設備を導入し、バリアフリー環境を整備し、インフラとハード面を大きく改善した。また、配慮・思いやり作業メカニズムを改善し、専門ケアレベルを向上させ、高齢者の幸福感を高めている。
中華全国弁護士協会会長の高子程代表は以下のように話した。近年、政府は介護サービス体系を改善し、高齢者に優しい社会づくりを強化している。現在、一般特恵介護に政府、市場、社会、家庭、個人が共に責任を担い、共同発展するという構造が形成されている。各地のコミュニティに介護施設や介護サービスセンターが発展し、介護サービスは高齢者にとって身近なものになっている。弁護士としての役割を十分に発揮し、高齢者に適時に効果的な法律サービスを提供しなければいけない。
中国郵政集団有限公司大連市中山区郵便配達事業部勝利橋普郵営業部に勤務する趙明枝代表は以下のように話した。末端労働者の代表として、病気や事故で生活に困っている高齢者と触れてきた。一部の高齢者は表現力が乏しく、私たちはより関心を寄せなければいけない。国は生活保護が必要な老人と特別困窮老人を対象に一連の救済策を打ち出した。末端の労働者として、自ら行動し、サービスレベルを引き上げ、困っている高齢者を助け、支えていく必要がある。
「五禽戯」を初めて30年以上になる安徽省亳州市全民トレーニング指導センター主任の陳静代表は、安徽省亳州市で五禽戯は高齢者にとって主なトレーニング方法の1つとなり、みんなが体を鍛えながら楽しんでいると深く感じている。五禽戯リーグ戦の開催やオンライン講座など、近年、五禽戯は亳州市で普及している。同市の五禽戯人口は110万人に達し、朝晩トレーニング所は2200カ所以上、文化スポーツ活動センターは13カ所に増えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年3月10日