中国は3月15日、全国の旅行会社及びオンライン旅行企業が運営する中国公民の関係国(第2期)への海外団体ツアー業務と「航空券+ホテル」業務を試験的に再開した。これにより、中国の海外団体ツアー目的地は60カ国に増加した。
各サイトの統計によると、この約半月で携程が受けたメーデー期間のビザ手続き申し込み件数は前期比で2倍以上増加。同程旅行の統計では、文化観光部が第2期リストを発表して以降、40カ国の観光ビザ手続き相談件数は急増し、瞬く間に4倍以上増加した。飛猪の統計によると、この1週間のビザ関連の検索件数は前年同期比886%増加し、手続き件数は同680%増加。日本、タイ、米国、マレーシア、韓国、シンガポール、フランス、オーストラリア、イギリス、フィリピンが人気となっている。
携程研究院の業界アナリストの方沢茜氏は、4月出発のビザ手続き件数は徐々に増加していると話した。携程の統計によると、4月出発のビザ申し込み件数は3月比で2桁増加。メーデー期間出発のビザ手続きはまだ予約ピークに入っていないが、増加傾向にある。欧米諸国のビザ手続きについては1~2カ月前に行うことを勧めているが、その他のアジア諸国は15日前~1カ月以内に行えばよい。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年3月22日