中国、エネルギー消費強度の下げ幅が最も大きい国の1つに

中国網日本語版  |  2023-04-17

中国、エネルギー消費強度の下げ幅が最も大きい国の1つに。

タグ:ネルギー消費強度

発信時間:2023-04-17 14:23:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

    4月15日に発表された『中国低炭素経済発展報告青書(2022~2023)』(以下、『低炭素経済青書』)によると、2022年の全国の国内総生産(GDP)1万元あたりのエネルギー消費量は前年比0.1%減少、二酸化炭素排出量は0.8%減少し、省エネ・排出削減は安定して進んでいる。2012年以降、中国は年平均3%のエネルギー消費量増加により年平均6.6%の経済成長を支え、GDPあたりのエネルギー消費量は26.4%減少し、世界でエネルギー消費強度の下げ幅が最も大きい国の1つとなった。


  『低炭素経済青書』によると、長期にわたり、中国の二酸化炭素排出量と経済成長は並行状態を維持し、中国の経済成長は主に粗放型の資源消費に押し上げられており、二酸化炭素排出との切り離しを実現していないことを示した。新時代の10年、中国の低炭素経済の発展は目覚ましい成果を上げ、エネルギー消費強度は累計26.2%低下した。これは、標準石炭14億トンに相当し、二酸化炭素排出量を29億4000万トン削減し、GDPあたりの二酸化炭素排出強度の下げ幅は自主貢献目標を上回って達成したことになる。GDPあたりの二酸化炭素排出量は2020年より18%減少し、非化石エネルギー消費量の割合は20%前後となり、森林蓄積量は180億立方メートルに達し、炭素排出のピークアウトとカーボンニュートラルの実現の基礎を固めた。


   『低炭素経済青書』によると、中国は世界最大のクリーンエネルギー発電体制を構築し、風力・太陽光・水力・バイオマス発電の設備容量は世界一を維持している。中国のエネルギー利用効率は大幅に上昇し、2022年の国家重点エネルギー消費工業企業の炭化カルシウム消費量は1.6%減少、合成アンモニア消費量は0.4%減少。鋼鉄消費量は1.7%増加、電解アルミニウム消費量は0.4%減少、火力発電1キロワット時あたりの標準石炭消費量は0.2%減少した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年4月17日

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