開催中の第19回世界気象会議で、百年観測所が発表された。中国が申請した内蒙古海拉爾、安徽省蚌埠、浙江省杭州の3カ所の観測所は、世界気象機関(WMO)の百年観測所に認定された。これにより、百年観測所として認定された中国の観測所は計18カ所になった。
海拉爾国家基準気象観測所、蚌埠国家基本気象観測所、杭州国家基準気象観測所はそれぞれ1909年、1915年、1919年に建設され、運営100年を超える。長年にわたり気象観測と環境保護の推進に取り組み、観測所の移転や測量技術の変化がある中で気象データを観測し続け、すべての過去の観測データとメタデータをデジタル化するなど、10項目の審査条件を満たした。
今回、世界の加盟32メンバーから118カ所が百年観測所に認定された。うち気象観測所は86カ所、水文観測所は22カ所、海洋観測所は10カ所だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年5月29日