生態環境部が12日に発表した情報によると、中国は現在までに「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約」(以下「ストックホルム条約」)が制限する23種の残留性有機汚染物質(POPs)を全面的に淘汰した。
生態環境部固形廃棄物・化学品司の責任者によると、国際社会はPOPsによる汚染を解消・予防し、人類の健康と生態環境をその危害から守るため、2001年にストックホルム条約を締結した。条約は2004年11月11日より中国で発効した。
2022年12月30日の第13期全国人民代表大会常務委員会第38回会議で、「ストックホルム条約のポリ塩素化ナフタリンなどの3種のPOPsのリストアップの修正案」と「ストックホルム条約の短鎖塩素化パラフィンなどの3種のPOPsのリストアップの修正案」が可決された。関連規定によると、修正案は23年6月6日より中国で発効する。
中国の関連管理規定に合わせ、生態環境部は関連部門とこのほど公告を通達し、ポリ塩素化ナフタリンなどの5種のPOPsの生産・使用・輸出入を禁じる詳細な規定を打ち出した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年6月13日
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