台風6号「カーヌン」(熱帯暴風雨レベル)の中心は11日午前5時の時点で朝鮮半島南部に位置し、外周の最大風速は18メートル毎秒にのぼっている。台風6号は時速15−20キロメートルのペースで北西方向に移動し、勢力が徐々に弱まり、11日夜に中国の遼寧省(熱帯低気圧、風速は12−15メートル毎秒)に入るか、中朝国境地帯付近で勢力を弱め消滅する可能性がある。
11−13日にかけて、吉林省中東部、黒竜江省、遼寧省中東部などの地域で大雨・豪雨が降り、局地的に激しい豪雨が降る。今後3日は華北、東北、華南、雲南省などで大雨が降る。黒竜江省、遼寧省南部、河北省南部、西蔵南東部などでは豪雨災害のリスクがある。山津波、地質災害、中小河川の洪水、耕作地の冠水などに注意が必要だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年8月11日
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