中秋節が近づき、内蒙古自治区烏蘭察布豊鎮市の月餅通りは市民と業者で混雑している。自動車のナンバープレートを見ると、地元と周辺地域からだけでなく、山西、河北、山東、北京からも大勢訪れている。商品を選び、箱で買い付け、車に積むとうのは、ここ時期に見られる月餅の売買風景である。
豊鎮市は近年、月餅文化祭、インターネットマーケティング、展示会など様々な形式を通し、ブランド宣伝範囲を拡大し、国内外市場を開拓し、豊鎮月餅の知名度と評価を高めている。
豊富な種類で人気
ブランドが増えただけでなく、今年は味も進化し、豊富になっている。伝統的な広東式月餅と蘇州式月餅を基礎に、メーカーは若者向けに半熟チーズ、フランス式流れるイチゴ、スノースキンドリアンなど人気の味を売り出し、シルバー層向けにはノンシュガー月餅を売り出した。
中秋消費の理性化に伴い、DIY月餅も人気を集めている。
青島天使香気食品公司のDIY月餅教室は中秋節の楽しい雰囲気に包まれ、多くの親子が菓子職人に教えてもらい「自分だけ」の月餅を作っている。参加者は桃山の皮にサンザシや抹茶などの粉末を混ぜて色が変わる月餅を作ったり、小豆、ハムとトリュフ、塩漬け卵などの食材で餡を作ったり、福袋の形にしようか動物の形にしようか迷ったりしながら月餅作りを楽しんでいる。DIY月餅作りを体験した小学1年生の王浩楠さんは、「中秋節の月は特に丸く、月には嫦娥とウサギが住んでいるため、ウサギの形の月餅にした」とウサギ月餅を見せながら話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年9月29日