中国が1905年に初の国産映画「定軍山」を製作してから、国産映画は100年以上の変化において他国の経験を参考にした。今や世界の映画製作所は中国映画の製作の経験に注目している。中国映画の国際市場への進出も増えている。中国映画に対する評価を示すもう一つの重要な証拠は、ソニー・ピクチャーズが中国映画の英語版のリメイク権を得たことだ。ロシア・スプートニクが伝えた。
有名な映画コメンテーターの釋凡氏によると、「你好、李煥英」は女性を題材とし大ヒットしたコメディ映画で、世界から注目されるのは想定内だった。またソニー・ピクチャーズは今年、大作映画で大コケしており、賭けに出るしかなかった。中国の映画作品のリメイクは、ハリウッドの創作力の低下も反映しているという。
一部の映画コメンテーターは、アジア映画が西側映画に取って代わるという考えを疑っているが、中国映画がロシアや世界で成功していることは紛れもない事実だ。例えば「消失的她」はロシアのキノポイスクで7.6点を、米国のIMDbで7点の高評価を得ている。「流浪地球2」はすでに30カ国以上で上映されている。「流浪地球2」のロシア人キャストのVitalii Makarychevは、中国映画はすでにハリウッドに追いついており、中国の映画業界もさらに前進するとの見方を示した。
各大陸で中国映画の知名度と影響力が持続的に高まっている。昨年10カ国を対象に行われた調査によると、回答者の8割以上が中国の映像コンテンツを見たことがあるとした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年10月27日