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中国の考古学チーム、敦煌の「混血児」を初発見

中国網日本語版  |  2023-12-20

中国の考古学チーム、敦煌の「混血児」を初発見。

タグ:考古学 敦煌 混血児

発信時間:2023-12-20 14:31:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 唐の大詩人の李白は盛唐の様子を、「胡姫は貌(かんばせ)花の如く、櫨に當たりて春風に笑ふ」と描写した。しかしこの詩の「胡姫」が大唐を訪れた後に現地に留まり、その生活に溶け込んだかは興味深い謎だ。

 中国の科学技術考古学チームはこのほど、曹魏と唐の時代に生活した敦煌の2例の「混血児」を発見し、古代シルクロードの多元的な文化の共存に関する証拠を増やした。

 敦煌は河西走廊に位置する古代シルクロードの重要な都市だ。科学技術考古学チームは敦煌仏爷廟湾墓地で曹魏及び唐の遺伝子データを発見し、研究によりそれがいずれも「混血児」であることを明らかにした。ユーラシア大陸東部・西部の混血で、かつユーラシア西部の祖先が30−50%を占めた。この2例の混合の偏りは、敦煌現地の男性と「胡姫」の子であったことを示している。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年12月20日

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