湖北省気象局の発表によると、中国気象局と湖北省政府が共同で建設する全国豪雨研究センターがこのほど、武漢市で設立された。
湖北省気象局科学技術・予報所の岳陽副所長は、「同センターは典型的な災害レベルの豪雨及び強い対流の発生・発展メカニズムと観測・早期警戒技術の研究を強化する。かつ地域数値モデル豪雨予報重要技術の発展に重点的に取り組み、次世代急速循環同化数値予報モデルシステムを研究開発する。豪雨による地すべりや土石流などの地質災害と、流域の洪水、都市部冠水などの災害発生のメカニズム、変化の法則、予報技術を研究する」と説明した。
岳氏はさらに、「関連研究成果のブレイクスルー後に、豪雨予報の精度を高め、豪雨警報を早めに発令できるようになる。これは洪水対策及び減災活動の取り組みを支える。同時に水資源の利用、特に中・大型ダムの調節や水力発電の効率アップなどに科学技術のサポートを提供する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月27日