中国とカナダの研究チームの29日の発表によると、江西省会昌県で見つかったアンキロサウルス亜科の2点の標本が、アンキロサウルスの新属新種であることが分かった。研究者は「英良達泰竜(Datai yingliangis)」と命名した。この発見は白亜紀後期の前期のアンキロサウルス亜科の化石記録の重要な補充だ。
「英良達泰竜」の3D復元再建モデル
「英良達泰竜」の復元図
この成果は、中国地質大学(北京)の邢立達准教授と福建省英良石材自然歴史博物館の鈕科程執行館長が、カナダ自然博物館の学者と共同で手にし、このほど国際的な学術誌「Vertebrate Anatomy Morphology Palaeontology」に掲載された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年3月1日