教育部はこのほど、「2023年度普通高等学校本科専攻報告・審査批准結果の発表に関する通知」を発表した。電子情報材料、ソフトマター科学・工学、大出力半導体科学・工学、生物育種技術、生態修復学、健康科学・技術などの24種の新専攻が正式に本科専攻目録に入った。目録内の専攻は816種にのぼった。
教育部高等教育司の責任者によると、今回の専攻設置及び調整活動には▽国家戦略をサポート▽地域の需要に焦点▽学際融合の強化▽就業志向の強調――という4つの特徴がある。
教育部などの5部門は23年に通達した「普通高等教育学科専攻設置調整最適化改革案」の中で、多くのメッセージを発信していた。「新たな工科専攻、工科専攻の新たな要求、学際融合のさらなる新」をめぐり、新工科の建設を掘り下げ、学科専攻構造の調整を急ぐとした。
同案は、既存の工科学際複合、工科及びその他の学科の学際融合、応用理科の工科への拡張を促し、新興学際学科専攻を形成し、新たな工科分野を育成すると強調した。
記者の整理によると、追加された専攻は「スマート化」の色合いが強く、材料スマート技術や農林スマート設備工学などの専攻が追加された。また中国古典学、コーヒー科学・工学、サッカー運動、馬術運動及び管理などの専攻も特徴的で、大学の人材分類育成の目標が顕著だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月1日