コーギーの「福仔」は山東省濰坊市の警察犬候補だ。福仔は短い足、にこやかな笑顔、尾を振る姿で、SNSで人気沸騰中だ。現地の警察が主催した警察公開イベントにおいて、この制服を着用した犬が初登場し、直ちに注目を集めた。福仔に関する動画は中国のSNS「微博」で再生回数が130万回を超えた。関連コンテンツの再生回数は1600万回弱。米CNNが29日、伝えた。
人気動画を見ると、プロらしく見えるジャーマン・シェパードが調教師に従い行進する中、列の最後部の福仔は調教師の背中に縛られ、小さな脚を動かし、毛むくじゃらのバックパックのようだ。その他の動画を見ると、福仔は車の下を調べ、爆発物を捜索するといった訓練を行っている。
福仔は生後2カ月から訓練を開始したが、今や生後6カ月になり、同世代の警察犬より優秀になった。濰坊公安局警察犬基地の責任者は、「福仔は環境への適応力が高く、物への独占欲が強い。また食べるのを好み、訓練に非常に適している」と述べた。福仔は脚が短いため、その他の警察犬より狭い空間での捜索に有利だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月1日
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