ジャイアントパンダの「金喜」と「茱萸」が29日午前11時25分、専用機に乗り成都双流国際空港から離陸し、スペインに向かった。マドリード動物園に到着後、中国側の専門家は3カ月ほど滞在しパンダと共に検疫隔離を過ごし、ストレス適応及び行為訓練などを行い、新たな生活環境にスムーズに適応できるよう協力する。またマドリード動物園の飼育員と獣医に技術指導とトレーニングを行う。
パンダ保護国際協力をさらに促進し、中国とスペインの絶滅危惧種及び生物多様性の保護を促すため、双方は2007年に協力協定に署名した。協力の17年間で6頭のパンダの繁殖と育成に成功。スペインは欧州でパンダ国際協力の最も大きな成果を手にした国の一つだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月30日