「中国・復旦大学の研究チーム、18カ月冷凍されたヒトの脳組織の復活に成功」という情報が最近、世界の科学技術界でホットな話題になっている。
21日付シンガポール華字紙「聯合早報」によると、この研究は復旦大学の邵志成博士のチームによって行われ、関連論文はすでに国際的な学術誌「セル」に掲載された。この新たな冷凍技術は、脳などの器官及びサンプルをより長時間保存し生物医学の研究に用いることができ、最終的に脳全体及びその他の組織に応用できる。
英紙「デイリー・メール」も、「これは低温分野の重大な進展を意味する。同分野はこれまで、冷凍中の脳組織の結晶形成に関する問題の解消に取り組んできた。この低温技術は将来的に、必要な際にヒトを無期限で冷凍し後に復活させるという、SF映画のシーンを実現する見込みだ」と伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年5月23日