世界経済フォーラム(WEF)はこのほど「観光発展指数2024」を発表した。中国は観光発展促進トップ10に唯一入った発展途上エコノミーで、8位だった。海外の多くの動画配信者がこのほど中国を訪れ、中国の実際の姿が西側メディアの描写と完全に異なることを実感している。「思いもよらなかった」「ファンになった」などをテーマとする動画がSNSで大人気だ。
一般人にとって、体験は指数よりも直観的だ。ある英国の5人家族は中国を旅行し、中国の高速鉄道、フードデリバリー、宅配便などの便利さに魅了された。またある配信者は広州市で、中国の都市の現代化ぶりに衝撃を受け、深センの未来感に胸を打たれた。別の配信者は中国到着後、「今までで最も印象のいい国の一つだ」と感嘆を漏らした。彼らには、中国は想像とまったく異なるという共通の実感がある。彼らは西側のメディアと政治家から、中国に関するネガティブな話を多く聞き、出発前に懸念と不安を抱くほどだった。ところが中国に到着すると、そこが安全で便利で親切であることに驚かれたのだった。
中国を訪れる外国人が増える中、このような動画コンテンツが増え、好評を博している。注目度を高める秘訣があるとするならば、それは彼らが旅行という最も直接的な手段で本当の中国を理解し、自らの体験とのギャップで西側メディアの壁とイデオロギーの隔たりを打破し、多くの人に中国に関する本当の、新鮮な認識をもたらしたことがそれだ。ある配信者は、「中国を見る視野が非常に狭く、学校では中国に関する知識をほとんど学べなかった。メディアや政治家からの情報は、中国は衰退している、中国は危険だ」と説明した。彼らは中国を実際に訪れると、活力あふれる美しい中国をその目で見た。彼ら旅行系配信者はVlogやライブ配信などのやり方で中国での経験を記録し、その実感をインターネットで世界の隅々に届け、偏見を打破する力を無限に拡大する。
彼らの動画には多くのコメントがついているが、その内容を見ると、旅行に対する一般的なコメントの範疇を遥かに超えている。多くのネットユーザーは西側メディアの歪曲報道により、本当の中国を理解できなくなっていることを批判。彼らは、これらの配信者が西側の宣伝攻勢を打破し、人々に真相を示したことを称賛している。さらにあるネットユーザーは、自分も中国を訪れるつもりだとコメントした。さらにあるネットユーザーは、「中国は我々の敵ではなく、無知こそが敵なのだ」と感嘆を漏らした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年6月6日