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自動運転の実用化、各地が新政策で奨励

中国網日本語版  |  2024-07-17

自動運転の実用化、各地が新政策で奨励。

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発信時間:2024-07-17 11:34:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

全自動運転車の操縦はもはやSF映画の道具ではなく、今月にも上海臨港で実現する見込みだ。テストは一般市民向けで、全過程無料。上汽集団傘下の賽可智能の担当者が16日、「上海証券報」に明かした。

中国各地が新たな政策を打ち出し奨励する中、スマート運転と関連する「Robotaxi」(自動運転タクシー)が最近、市場の注目点になっている。テスラの「フルセルフドライビング(FSD)」が中国市場に進出する見込みだが、テスラは計画中のRobotaxi発表会を8月から10月に延期した。百度傘下の萝卜快跑の第6世代自動運転車は早ければ今月末にも使用開始される。業界内の専門家は、「人類の運転方法の発展には非常に期待できる。産業チェーンの企業は科学技術の進歩が形成する新たなパイを共有できる」と述べた。

自動運転テスト期間中は全過程無料に

上海市は7月上旬、第1期となる自動運転スマートコネクテッドカーモデル応用ライセンスを発表した。これには賽可智能科技(上海)有限公司、百度智行科技(上海)有限公司、上海裹動科技有限公司(AutoX)、小馬易行科技(上海)有限公司が含まれる。ライセンスの有効期間は2024年7月4日から2025年1月4日。うち賽可智能は上汽集団の全額出資子会社だ。

賽可智能の担当者は、「当社の携帯アプリは小可来喽と呼ばれ、ダウンロード後に携帯電話で当社の車を呼ぶことができる。新技術とサービスの実地テストである自動運転車の使用は全過程無料。上海臨港の約68平方キロのテストエリア内で、上海市民は微信小程序のRマークにより乗車地点を決定できる」と述べた。

上海のみならず、中国各地は最近、自動運転の発展を奨励する措置を打ち出している。北京市はこのほど、都市公共電気自動車客運、ネット配車、レンタカーなどの都市モビリティサービスでの自動運転車の使用の支持を検討している。武漢市は今年、全国で初めてスマートコネクテッドカー長江横断貫通モデル運行を実現した都市になった。武漢関連部門のデータによると、同市の路上を走行している自動運転車は現在600台で、うち有人有料サービスを開始済みは約7割。

同済大学自動車学院の熊璐副院長は、「未来の自動運転産業チェーン企業には非常に大きな発展の余地がある。関連企業は科学技術進歩が形成する新たなパイを共有できる」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年7月17日

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