ロジャー・ウーさんは中国の自動車輸出業者だ。彼は最近動画の中で、祖国には高速鉄道があるため、旅行者は1時間で200マイル離れた都市に移動できると話した。ロジャーさんは、発車5分前に検札が終わるため10分前に到着するよう提案した。米サイト「The　Cool　Down」が伝えた。

高速鉄道は効率的でシンプルな旅行方法だ。旅客は空港で長蛇の列に並ぶ必要も、失望させられる遅延に頻繁に直面する必要もない。ロジャーさんは、「2000キロ以上離れた都市に行くのでなければ、中国で航空機に乗ることをまったくおすすめしない」と述べた。

高速鉄道技術は多くの面で人類に利益をもたらす。高速鉄道の建設、運営、整備により数百万人分の雇用枠が創出される。短距離の航空便と異なり、高速鉄道は旅客をよりスムーズに目的地まで送り届け、旅行者の移動範囲を拡大する。米非営利団体・国際クリーン交通委員会（ICCT）によると、短距離航空便などの汚染が発生しやすい旅行方法と比べると、この交通方法は地球保護により有利だ。

その他のSNSユーザーはこの交通方法を称賛した。ある人は、中国の高速鉄道は「非常に印象的」とコメントした。米国などの国が類似する列車をさらに導入し、移動の難題を解消し環境を守ることを願う人が多い。あるユーザーは「米国にはこの交通機関が実に必要だ」と、別のネットユーザーは「米国が作ることはなく、また永遠に作ることができない」と記した。

｢中国網日本語版（チャイナネット）｣2024年7月30日