米議会で、100%米国で生産された国旗のみを調達するよう政府に求める法案が成立した。法案の発議者は、「星条旗が、その国家によって生産される時が来た」と述べた。AP通信が29日、伝えた。
メイン州選出のスーザン・コリンズ共和党上院議員とオハイオ州選出のシェロッド・ブラウン民主党上院議員を始めとする法案の支持者は、この変化は象徴的な意義があるだけでなく、米国の雇用と製造業を支え、同時に米国で最も受け入れられている旗を守ることができると述べた。
法案の支持者は29日、同法案は早急に法律として成立する見込みと表明した。同法案は25日にバイデン大統領に提出された。現在の連邦法は、政府が調達する国旗には米国製の材料が半分含まれる必要があると規定。新法案は、米国で製造された材料を100%使用し、米国で生産することを求める。
連邦のデータによると、米国の2015年の国旗輸入による支出は400万ドル以上。法案の支持者は、米国は17年に価値にして約1000万ドルの国旗を輸入したが、うち99.5%は中国からだったとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年7月31日