国連人道問題調整事務所(OCHA)は19日に公式サイトに掲載した文章で、2023年に世界各地の衝突の前線で過去最多となる280人の人道支援関係者が命を落としたと発表した。
文章によると、この数字は前年比で137%増加した。うち過半数がパレスチナとイスラエルによる新たな衝突の勃発から3カ月内に死亡した。2023年10月から現在まで、ガザ地区だけでも280人以上の支援者が殺害された。その多くが国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の職員だ。文章によると、2024年の状況はさらに悪化する可能性があるという。スーダン、南スーダン、イエメンなどの暴力的な衝突により、多くの人道支援関係者が近年、命を落とすか拘束されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月20日