国慶節連休が3日目に入り、全国の交通量は高数値を保ったまま運行が続いています。鉄道部門は人気の高い行き先や区間で輸送量の強化を行っています。
国慶節連休の3日目となった10月3日、鉄道の旅客数は、引き続き平日を大きく上回っています。全国の鉄道旅客数は延べ1730万人に達しており、852本の列車が増便される予定です。中国国家铁路集団(中国鉄路)の公式プラットフォーム12306では、3日午前9時現在、連休中の乗車券があわせて1億3100万枚販売されています。中国鉄路北京局が管轄する列車は3日だけで、146万人の旅客を輸送する予定で、主に上海市、遼寧省瀋陽市、山西省太原市、河南省鄭州市、陝西省西安市などへ向かう旅客列車を61往復分増便する計画です。また、長江デルタ鉄道は、355万人の旅客を輸送する予定で、旅客列車153便の増発を計画しています。
道路の移動については、全国の大部分の地域が好天に恵まれていることから、高速道路は引き続き混雑しており、特に、北京市、浙江省寧波市、重慶市、上海市、江蘇省無錫市などの都市周辺の道路網においては、渋滞が比較的深刻だということです。渋滞が発生しやすい高速道路は、北京-チベット高速道路の北京区間、北京-上海高速道路の泰州区間などに集中する見通しです。
航空輸送では、3日の旅客数は222万人と見込まれており、1万7548のフライトが予定されています。(Mou、MI)
「中国国際放送局日本語版」より 2024年10月4日