国際環境や気候変動などの数多くの挑戦を受け、世界の重要農業大国である中国は、国連食糧農業機関(FAO)の創設加盟国の一つだ。FAO駐中国代表所のVinod Ahuja代表代理は、「食糧は空気と水に次ぐ人類にとって第3の基本的な需要だ。世界の農家が生産する食糧は世界人口を十分に養えるが、飢餓の問題が根深く残されている。各国が心を一つにして協力し、飢餓の問題への重視を強め、世界の食料安全保障を支えるべきだ」と述べ、次のように続けた。
中国の食糧生産量は9年連続で6億5000万トン以上で安定している。これは中国国内の食糧安全を保証し、世界の食料市場安定と世界の食料安全保障に積極的に貢献し、持続可能な開発の目標達成に重要な力を捧げた。中国は近年、詳細な政策措置を制定し、「大食物観」の推進を強固にし、全局面から多元的な食料供給体制を構築した。これは人々の日増しに拡大する多様な食糧消費の需要をより良く満たし、かつ食糧安全保証と農業の実力強化を後押しする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年10月17日