コロンビアのスサナ・ムハマッド環境・持続開発相は20日、気候変動枠組条約第16回締約国会議(COP16)ハイレベルオープニングセレモニーで、「中国はCOP15議長国の期間中にけん引力を発揮した。これはCOP16枠組み内の各種目標の達成を力強く促進する」と述べた。
ムハマッド氏は、中国はCOP15議長国として「昆明・モントリオール世界生物多様性枠組」の採択を導いたと述べた。ムハマッド氏は中国側の同枠組みの採択に向けた取り組みや、コロンビア・中国両国の環境保護面の協力の成果を高評価した。
2024年国連生物多様性大会のテーマは「自然との講和」で、COP16、カルタヘナ議定書第11回締約国大会、名古屋議定書第5回締約国大会が含まれる。1万人以上の出席者が10月21日から11月1日にかけてコロンビアのカリに集い、世界の生物多様性保護の現状と見通しについて議論し、「昆明・モントリオール世界生物多様性枠組」の実施状況を調べ、枠組内の資源調整を促す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年10月23日