中国初の100万キロワット級海上太陽光発電所である国家エネルギー集団山東墾利100万キロワット級海上太陽光発電所は11月13日、送電を開始した。
同発電所は山東省東営市東部の岸から8キロメートル離れた開放海域にあり、海域使用面積は約1223ヘクタール。世界で真っ先に大型海上鉄骨トラス製プラットフォーム式固定杭基礎施工技術を採用し、2934基の太陽光発電プラットフォームを設置した。1基あたりの長さは60メートル、幅は35メートル。
稼働開始後、年間発電量は17億8000万キロワット時に達し、年間約50万トンの標準石炭と130万トン以上の二酸化炭素排出量を削減する。発電所は「漁光一体」開発方式をとり、漁業養殖と太陽光発電の立体的総合開発利用を実現し、漁業養殖の年間収益は2700万元を超え、海域の総合利用価値を高める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年11月16日