中国による72・144時間トランジットビザ免除措置の範囲拡大を受け、カメラを持ち中国を散策する外国の動画配信者が増えている。これにより「China Travel(中国旅行)」がたちまちホットワードになった。電気自動車(EV)、高速鉄道、便利な決済、自動運転といった中国の現代化の成果は、外国人客に深い印象を残した。英国の配信者は中国の夜の市の料理について、中国で夜外出すると太ると冗談を言った。
YouTubeのチャンネル登録者100万人クラスの配信者であるHarry Jaggardさんはその中国旅行の動画の中で、西側メディアの影響を受け中国に偏見を持つ西側の人が多いが、その目で真の中国に迫りたいと述べた。Jaggardさんは上海旅行では外灘や静安寺などを巡り、現地の料理を味わった。「中国には非常に悪いステレオタイプなイメージを持っていたが、それがすべて覆された」Jaggardさんは、中国の友好的な雰囲気と先進的な現代感に驚かされた。
NZ在住の英国人フォトグラファーのスコット・ハウスさんは昨年11月に初めて訪中し、2週間の旅程を立て、広州、張家界、桂林などを訪れた。「144時間トランジットビザ免除で旅が楽になり、短期間内に中国の悠久な歴史と人文風情を体験できた。再び中国に戻ることに期待する」
「China Travel」はネット上で注目の話題になった。外国の配信者は中国の別の一面を深く探ることで、中国のステレオタイプなイメージを大きな進歩への模索に変えている。
外国の複数の配信者は取材で、中国とより深い関係を構築することへの願いを伝え、また西側の多くの人が自ら中国を訪れこの誤解された国を目にすることへの期待感を示した。彼らは自身の経験により西側の偏見を打ち砕き、真実の多元的な中国をより深く人々に示そうとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年12月3日