国家移民管理局の17日の会見で、国家移民管理局党組メンバーで副局長の毛旭氏は、「国家移民管理局は本日より、外国人トランジットビザ免除制度をさらに緩和・最適化することを決定した。外国人がトランジットビザを取得せずに滞在できる期間を従来の72時間または144時間から10日(240時間)に延長した」と述べた。
今年1月から11月に全国の各口岸(通関地)から入境した外国人は前年同期比86.2%増の2921万8000人。うちビザ免除による入境は同123.3%増の1744万6000人。特に今年に入り、72・144時間トランジットビザ免除制度は域内外で好評を博し、大反響を呼んだ。この制度を利用し中国を訪問する外国人が同132.9%増となった。
毛氏は、「トランジットビザ免除制度の緩和・最適化後、条件を満たすロシア、ブラジル、英国、米国、カナダなどの54カ国の人員が中国を経由し第3国(地域)に向かう場合、24省(自治区・直轄市)の60の口岸からビザなしで入境できる。指定地域内での滞在期間は240時間以内で、滞在中に観光、ビジネス、訪問、親戚訪問などが可能だ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年12月18日