国務院常務会議でこのほど、「老樹名木保護条例(草案)」が採択された。これは中国初の老樹名木保護専門法で、老樹名木保護事業に確かな法治サポートを提供する。
会議では、老樹名木資源を合理的に利用し、歴史・文化的中身を十分に掘り起こし、エコツーリズムや科学研究などの活動を秩序正しく実施すると強調された。保護・治療の科学技術の難関攻略と科学普及宣伝に取り組み、老樹への害毒や違法伐採などの違法行為を撲滅し、全社会の保護意識の向上を促し、保護に向けた協力を促すと強調された。
また、科学技術イノベーションが老樹名木保護事業に重要な支えを提供している。中国の科学者は近年、老樹名木資源調査、樹齢鑑定、健康評価、緊急保護・回復、資源拡大などで進展を迎えた。土壌改良や病虫害防止など一連の措置を形成し、老樹調査・鑑定・回復など多くの国家基準及び業界基準を発表した。
「老樹名木保護条例(草案)」の発表は、国家制度レベルで老樹名木の調査・発表、行政管理、日常的な保護、移植保護などを規範化する。これは老樹名木保護の法治化における重大な進展であり、節目としての意義を持つ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年1月7日