2024年12月の第19回ユネスコ無形文化遺産保護条約政府間委員会において、「春節――中国人の伝統的な新年を祝う社会実践」が、「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表(無形文化遺産リスト)」に登録されることが決定した。これは中国の春節の「世界でのファン獲得」をさらに促す。
マレーシアのクアラルンプールで25日夜、2025年「歓楽春節」グローバルローンチセレモニー並びに「歓楽春節、五洲同歓」公演が催された。マレーシアのアンワル首相が出席し、「マレーシアと中国が手を携え共に進み、繁栄するパートナーシップと共同の発展目標を持つことを願う」と述べた。
25日付英紙「イブニング・スタンダード」は、「全世界の20億人以上が春節という祝日を祝う。今年は巳年だ。蛇は知識、洞察力、創造力、知恵の象徴とされ、また長寿、出生、繁栄、幸運と関連している。一部の伝統では、蛇は聖地の保護者や神聖な使者とされる。蛇はさらに脱皮と再生の能力により敬われる。ロンドンの春節記念イベントはアジアを除けば最大規模で、首都及び英国各地の数十万人を集める」と伝えた。
パリの春節記念イベントも非常に賑やかだ。フランス各地の記念イベントは中華文化の独特な魅力を示すだけでなく、中仏文化交流の重要な紐帯になっている。今や春節は華人コミュニティの枠を超え、フランスの多元的な文化に彩りを添えている。無形文化遺産に登録されてから初の春節、広東省汕頭市潮陽区西門英歌隊がリヨンに招かれ、見事な英歌舞を披露する。
26日付豪紙「ウェスト・オーストラリアン」は、「数十万人の西豪州人が世界の数十億人と共に旧暦の巳年を祝い、大人気のパース中国新年の市を開催する」と報じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年1月27日
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