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第9回アジア冬季競技大会が開幕 「氷雪ブーム」「ハルビンブーム」と「中国ブーム」

中国網日本語版  |  2025-02-08

第9回アジア冬季競技大会が開幕 「氷雪ブーム」「ハルビンブーム」と「中国ブーム」。

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発信時間:2025-02-08 15:49:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

新春の好時節に、氷雪の盛会が開かれた。第9回アジア冬季競技大会は2月7日から14日にかけて、黒竜江省哈爾浜市(ハルビン)で開催される。この盛会に恵まれた現在、「氷雪ブーム」、「ハルビンブーム」、「中国ブーム」の3つのキーワードで、アジア冬季競技大会の約束に向かい、氷雪の美しさを楽しみ、発展の道を解き明かしたいと思う。

北京オリンピック冬季競技大会からハルビンのアジア冬季競技大会に至るまで、「氷雪ブーム」は全国に広がっている。「氷雪ブーム」は、「氷雪スポーツの一般家庭への浸透」、「3億人の氷雪スポーツ参加」というビジョンを現実にした。「スピードと情熱」の中で、人々の健康的な日常生活が映し出され、「国民の体質を増強し、国民の健康を保障する」という理念が現れている。

「人々の健康は社会主義現代化の重要な指標であり、これは人民の幸せな生活の基礎だ」。「15分間健康づくり圏」(徒歩15分圏内に健康づくりができる施設があること)、農村の文化スポーツ活動広場、「村BA」(農村バスケットボール大会)「村超」(農村サッカースーパーリーグ)などの大衆スポーツイベントが相次いで行われている。氷雪スポーツから大衆スポーツ、全民健身から全民健康まで、これらは数億人が文明的で健康的なライフスタイルを実践していることと、活力に満ちた健康な中国を現している。

「ハルビンブーム」は、都市の盛り上がりに表れている。データによると、今年の春節期間中、ハルビンを訪れた観光客は累計1215万1000人で、前年比20.4%増加した。うち、外国人観光客は前年比144.7%増だった。氷雪文化と氷雪経済はともに「氷の町」の質の高い発展の新たな原動力と対外開放の新たな絆となっている。

氷雪経済ブームの裏には、中国式現代化推進の積極的な実践がある。「氷天雪地も金山銀山」であり、資源優位性が発展優位性に転換する道はますますスムーズになっている。「中国最北端の冬景色と氷雪資源を活用して村民に絶えず収入をもたらす」ことで、農村の全面振興を推進する足場が固まる。「氷雪スポーツ、氷雪文化、氷雪装備、氷雪観光の全産業チェーンの発展を推進する」ことにより、消費を活性化し、内需を拡大する考え方はますます明確になっている。

北京の什刹海アイススケートリンク、広東省深セン市の室内氷雪世界、新疆維吾爾(ウイグル)自治区阿勒泰(アルタイ)地区将軍山国際スキー観光リゾートなどは非常に人気があり、活力と生命力に溢れている。「冷たい資源」から「熱いエンジン」、そして「熱い効果」へと、質の高い発展の可能性と原動力はここから生まれている。

「中国ブーム」は、開放の面に現れている。240時間、入国検査所60ケ所、24省(自治区、直轄市)など、最近、中国のビザ免除の「友達の輪」は拡大し続け、トランジットビザ免除により外国人の中国滞在時間は延び、「中国に立ち寄る」はすでに流行になっている。

ハルビン氷雪大世界に入ると、中国の天壇、インドのタージマハル、シンガポールのマーライオンなどのランドマークの氷像は、今回のアジア冬季競技大会のテーマの「氷雪に同じ夢を見て アジアが心を一つにする(氷雪同夢亜洲同心)」と呼応している。氷雪スポーツの魅力は、激情と協力にある。同様に、歴史の岐路に立ち、人類運命共同体を構築することは世界各国人民の前途でもある。心を開くことで、情熱を示し、互いの温度を感じることができる。世界の大道を行くことで、協力とウインウイン、共同発展を実現することができる。

雪の花は様々な形をしており、文明にもそれぞれの特徴がある。この希望に満ちた大地で、押し寄せる時代のブームの中で、われわれはともに栄光と夢を見届け、手を携えて未来に向かいたい。(筆者:盛玉雷

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年2月8日

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