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ソフトパワーの分水嶺、進む中国と退く米国=米メディア

中国網日本語版  |  2025-03-14

ソフトパワーの分水嶺、進む中国と退く米国=米メディア。

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発信時間:2025-03-14 15:15:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

国際構造が深く変化する中、影響力のバランスに構造的な変化が生じている。英ブランド評価機関「ブランド・ファイナンス」が発表した「グローバルソフトパワーインデックス2025」は、多くの人の観察を証明した。中国のソフトパワーが米国に次ぐ世界2位に飛躍したのだ。米サイトが伝えた。 

中国のソフトパワーの台頭は突発的な現象ではなく、深く熟慮された多方面の戦略の結果だ。中国は文化・技術・外交の各種措置により、自身のソフトパワーを丁寧に育てた。

中国のソフトパワーの中核は、力強く発展する中国の文化産業だ。「哪吒之魔童閙海」と「黒神話:悟空」が世界的なセンセーショナルを巻き起こし、中国のアニメ及びゲーム分野で日増しに高まる実力を示した。これらの産業は世界の若い世代の間で強い共鳴を生みやすい。また中国のデジタルプラットフォームが現在、世界の伝播を再構築している。TikTokはそのコンテンツのスムーズな伝播とトレンドをけん引する影響力により、特に若者の間で一種の文化現象になっている。ライフスタイル及びECプラットフォームの小紅書は西側から多くのユーザーを集め、中国のトレンドと消費文化を示している。これらのプラットフォームは文化交流を促し、ソフトパワーを広める大きな力を発揮している。

中国の技術進歩も自身のソフトパワーを強化している。中国はその人工知能、再生可能エネルギー、通信などの急速な発展により、世界のイノベーションリーダーになった。中国のグリーン技術への投資と気候変動対応の約束も、持続可能なソリューションを求める国を励ましている。

また、中国の積極的で能動的な外交と多国間機関への参加は、自身の国際的な地位を高めた。中国の「一帯一路」共同建設イニシアティブは多くの国、特に発展途上国にインフラ発展と経済のチャンスを提供した。中国の平和維持及び人道支援といった行動の貢献は、責任ある世界の大国としての自身のイメージをさらに定着させた。

ところが中国のソフトパワーの台頭に挑戦がないわけではない。これは一部の西側の政治家とメディアによる、中国の世界的なイメージへの中傷のことだ。しかしながら中国のソフトパワーが強化中であることは間違いない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月14日

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