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世界遺産の黄山、主要スポットが交代で休息に

中国網日本語版  |  2025-03-21

世界遺産の黄山、主要スポットが交代で休息に。

タグ:黄山 蓮花峰 休息期間

発信時間:2025-03-21 15:17:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

黄山は世界的に有名な山岳型景勝地だが、黄山を登る観光客は近年、その最高峰「蓮花峰」に登頂できなくなっている。休息期間に入ったからだ。

主要スポットを閉鎖し、交代で休息する。これは黄山の独特なやり方で、1987年に始めてから40年弱になる。

「黄山風景名勝区スポット閉鎖交代休息規範・基本要求」は、閉鎖交代休息の具体的な指標を規定した。黄山マツ、黄山シャクナゲなど、黄山を代表する5種の植物を成長指標固定標本株に指定された。黄山風景区管理委員会園林局資源保護管理科の職員である湯明霞氏は、「代表性植物の観測で、60%の代表性植物の主要成長指標が設定の閉鎖値に達した場合、直ちに閉鎖を提案する」と述べた。

黄山3大主峰の一つである天都峰は2024年5月20日に5年以上の「休暇」を終え、総合的な観測と評価を経て一般開放を再開した。開放も同じく60%の代表性植物の主要成長指標が設定の開放値に達する必要がある。

黄山のスポットの閉鎖交代休息の模索は世界的に認められており、「中国『生物多様性条約』実践第5回国家報告」の典型ケースとされ、国連環境計画から世界に向け発表された。ケースは、黄山が「閉鎖休息」により世界遺産の保護・管理及び持続可能な発展を模索し蓄積した知恵を高評価した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月21日

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