ミャンマーで3月28日、M7.9の強い地震が発生し、現地の人々に深刻な被害をもたらした。中国―ASEANセンターの史忠俊秘書長は取材に応じた際に、「中国政府は震災発生後直ちに行動に出た。中国雲南救援医療隊は初めてミャンマー入りした国際救助隊で、その他に20弱の中国政府及び民間の救助隊の400人余りが被災地で全力で救助に当たっている。中国政府と民間は続々とミャンマーに寄付・寄贈している。これらは中国とミャンマーの友情と、甘苦を共にする運命共同体の精神を現している」と述べた。
中国とASEANは地理的に隣接し、互いに助け合っている。双方は近年、自然災害対処及び緊急管理の面で戦略的協力とメカニズムの建設を持続的に強化している。史氏によると、2020年11月の第23回中国―ASEAN首脳会議では中国―ASEAN災害管理部長級会議メカニズムの構築が提案され、かつ21年に「中国―ASEAN災害管理活動計画(2021−25)」が承認された。双方は、災害リスク評価及び観測、予防・軽減、災害への備えと反応、強靭性の回復などの分野の協力を強化し、自然災害対処能力を共に高めるとした。瀾滄江・メコン川流域6カ国(中国、カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナム)の災害管理部門も瀾滄江―メコン川協力枠組み内で災害管理協力を掘り下げる共同声明を発表し、瀾滄江・メコン川災害管理協力メカニズムを模索し構築した。また中国はさらに「一帯一路」共同建設協力枠組み内で、共同建設国との自然災害対処及び緊急管理の協力を積極的に進めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年4月3日
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