3700万人以上のフォロワーを持つ2000年代生まれの米国の人気配信者「IShowSpeed」の訪中が、世界のSNSで注目を浴び続けている。

上海で婚活会場を訪れ、卓球を楽しむ。長城で宙返りをし、中国のおばさんとビューティーフィルターをかけ動画を撮影する。河南省の少林寺に弟子入りし、鉄布衫とヌンチャクを学ぶ。成都市でジャイアントパンダに扮し、中国医学の鍼灸を体験する。

これらの豊かなリアクションにより、IShowSpeedのライブ配信の視聴者数が記録更新を続けている。直近の成都でのライブ動画はすでに800万人弱が視聴しており、一部のショート動画も1000万を突破している。世界各地のネットユーザーはさらにライブ配信を通じ、近距離で中国を感じ、中国人の生活を理解している。

IShowSpeedが高速鉄道のトンネル内でも配信を続けられることに驚くと、画面の向こうのネットユーザーも驚かされた。「中国のネットワークとテクノロジーには脱帽だ」「Speedがこれほど長くライブ配信した国はない」IShowSpeedのボディーガードは当初厳重警戒だったが、後に「食べ歩き」の状態になると、ネットユーザーは「安全な中国にリラックス」とコメントした。IShowSpeedがカンフーを練習中に痛くて倒れると、師匠は「これは苦しみだが、これこそが人生だ。これは苦しみだが、これはあなただ」と慰めた。ネットユーザーは「これこそが中国の哲学だ」とコメントした。

真実は自ずと万鈞の重みを持つ。IShowSpeedの中国訪問の人気ぶりが再びそれを証明した。西側メディアは長期的に特定の型にはめた中国の報道に慣れ、あれこれ策を練り作った脚本と意図的に加えるフィルターによって中国のイメージを歪め、世界の中国への認識を乱す。

しかしSNSの発展に伴い、西側の話を鵜呑みにせず、カメラで真実の中国を示す若者が増えている。外国のネットユーザーはフィルターのない中国の姿を目にした。美しく清潔な都市とおもてなしが好きな人々は、西側メディアが長期的に作ってきたステレオタイプなイメージとまったく異なる。

海外のネットユーザーは「人と人の交流は永遠に何者にも束縛されない」とコメントした。China Travel（中国旅行）、中国と米国のネットユーザーの小紅書での交流、「金曜日の仕事終わりに中国へ」、小紅書で縁を結んだ中国と米国の家庭の上海での対面。この自ずと生まれる民間交流は最も活き活きとした形で文化の隔たりを打破し、真実の感動的なエピソードにより文化交流の新たな紐帯を作っている。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年4月3日