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上海の夜間授業、都市の「夜間文化」を照らす

中国網日本語版  |  2025-04-09

上海の夜間授業、都市の「夜間文化」を照らす。

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発信時間:2025-04-09 16:25:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「1910年の徐家匯観象台はどうだったか」「ピアノは中国に伝来した後、どのように現地化したのか」「宇宙の高速電波バーストとは何か」

暮色に染まる賑やかな上海徐家匯商圏。活き活きとした興味深い、豊富で多元的な夜間授業が徐家匯書院で行われた。歴史の大河や宇宙の神秘の探求、無形文化財手作り体験や感情豊かな音楽を通じた思想政治授業。上海市徐匯区の「文明夜間授業」は「オフピークシェアリング」モデルにより都市公共文化スペースを活用。専門的な学者、民間の玄人、一般人が星空の下で歩み寄る。

土地が極めて貴重な上海では、すべての公共スペースの使用において最適な解決策が求められる。それは公共文化スペースも例外ではない。「文明夜間授業」が行われる徐家匯書院は、デザインが独特で美しい複合型図書館だ。2023年1月1日のオープン後、直ちに上海文化の新たなランドマークになり、市民と観光客から好評を博している。徐匯区新時代文明実践センターが2024年3月、徐家匯書院の3階に移転した。

「文明夜間授業」が行われる前にも、上海の「市民夜間学校」が活況を呈してた。スポーツ・健康、言語訓練、生活技能などの各種コースは公益性として受講料が安く、申請しても当選が難しい場合が多い。徐匯区委員会宣伝部副部長、文明弁公室主任の黄琴氏は、「調査研究により、夜間学校と位置づけが異なる、差別化されたサービスを提供することを決定した。夜間学校は趣味や技能訓練に重きを置き、夜間授業は知識と人文素養の向上に重きを置く。人々は無料で聴講でき、人々の精神・文化の需要を全面的に満たすことができる」と述べた。

情報によると、徐匯区の「文明夜間授業」は年内に117回を予定しており、毎週平均2−3回となる。テンポが良い交流型の授業で、市民の文明素養の向上に豊富な選択肢を提供する。

徐匯区区委員会常務委員、宣伝部部長の趙懿氏は、「人民都市の建設は、最良の資源を人民に残し、優れた供給により人民に奉仕する。文明夜間授業を優良公共サービスにし、市民の文明実践の夜間生活を照らしたい」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年4月9日

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