中国気象局の陳振林局長は23日、「中国気象局はアジアやアフリカなどの発展途上国向けに気象早期警戒を提供するネットワークサービス体制を構築した。気象衛星『風雲』はすでに133の国及び地域に防災・減災警戒サービスを提供している」と述べた。
陳氏は江西省景徳鎮市で開催された「2025未来地球:科学・応用大会」において、「気候変動を背景とし、気候システムの不確実性が増し、世界で異常気象が多発している。気候変動への対応はすでに、全人類が直面している共通の課題だ。中国はこの課題についてしっかり約束し、力強く行動している」と述べた。
気象科学は地球システム科学の重要構成部分で、気候変動への対応やエコ文明建設と密接に関わる。また質の高い発展と高水準の安全の重要な保障でもある。
陳氏は、「中国気象局は長年に渡り、気候変動科学技術サービスの供給を増やし、世界の持続可能な発展に中国のより多くの知恵を捧げることを重要職責及び重点活動としている。国の気候変動対応とダブル炭素戦略の実施を力強く支え、世界気候ガバナンスに積極的に参加し、各種措置でエコ文明の建設とグリーンで低炭素な発展を後押ししている」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年4月25日
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