「ラムサール条約」第15回締約国会議(COP15)が24日、ジンバブエのビクトリアフォールズで開幕した。中国の9都市が「国際湿地都市」に認定された。これにより中国の「国際湿地都市」の総数は22となり、世界一を維持している。
今回認定された9都市は上海市崇明区、雲南省大理市、福建省福州市、浙江省杭州市、江西省九江市、西蔵自治区ラサ市、江蘇省蘇州市、浙江省温州市、湖南省岳陽市。
中国国家林業草原局によると、「ラムサール条約」によって「国際湿地都市」に認定されることは、都市の湿地生態系保護における重要な成果だ。認定都市は湿地資源が豊富で景観が独特であるだけでなく、湿地生態系と生物多様性が良好に保護されている。
「ラムサール条約」は湿地生態系の保護と持続可能な利用を目的とした政府間協定で、現在172の締約国がある。第15回締約国会議は「湿地を保護し、共に未来を築く」をテーマとしており、国際協力を一層強化し、湿地が生態系の健全性や生物多様性の維持、気候変動への適応能力の強化において果たす重要な役割を強調する狙いがある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年7月25日
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