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中国のキンシコウが欧州の動物園に登場、「パンダ外交」を継承か

中国網日本語版  |  2025-10-27

中国のキンシコウが欧州の動物園に登場、「パンダ外交」を継承か。

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発信時間:2025-10-27 15:26:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中仏国交正常化60周年にあたる2024年に関連協定が調印された後、今年4月に中国から3匹のキンシコウがフランス中部サン=テニャンにあるボーバル動物園に到着した。5月には、別の3匹がベルギーのブルージュにあるペリダイザ動物園に到着した。欧州側の動物園と中国野生生物保護協会は、10年間のキンシコウ保護協力に関する協定を締結している。

これについて、ペリダイザ動物園の広報担当のフレス氏は、「外交的意義はまさに文化的認識に由来するものだ」と述べた。ボーバル動物園の広報責任者のモリー氏は、「同保護協力の協定締結は、中国の関係機関と長期的な科学交流関係を築くことが目的だ」と話した。米セント・メアリーズ・カレッジ・オブ・カリフォルニアの環境歴史学者であるソンスト氏は、「ジャイアントパンダもキンシコウも中国の貴重な保護動物で、国宝とされている。霊長類のサルは、中国の伝統芸術や文化に深く根付いており、数々の絵画に登場するだけでなく、『西遊記』の孫悟空のように機知に富んだ文学的キャラクターとしても親しまれている」と述べた。

キンシコウは現在、中国の中部および西南部に生息している。神農架国家公園管理局科学研究院の楊敬元院長によると、1980年代から始まった保護活動の結果、現地のキンシコウの個体数は約500匹から現在の1600匹以上と3倍以上に増加したという。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年10月27日

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