share

W杯の開会式に中国のアートトイ「LABUBU」が登場したワケは?

「人民網日本語版」  |  2026-06-16

W杯の開会式に中国のアートトイ「LABUBU」が登場したワケは?。

タグ:LABUBU W杯 ブランド

発信時間:2026-06-16 16:46:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 今月11日(北京時間12日)に行われた2026年FIFAワールドカップ(米国、カナダ、メキシコの共同開催)の開会式に、中国のアートトイ「LABUBU(ラブブ)」が登場し、会場が大いに盛り上がった。新華社が伝えた。

 開会式にサプライズ登場し、サポーターの目を釘付けにしたのは、レジェンドサッカー選手でも、マスコットキャラクターでもなく、9本のギザギザの歯が特徴の茶色と青の2体の「LABUBU」だった。「LABUBU」たちは花束とポップコーンを持って「大暴れ」。最後は一緒に「FIFAワールドカップトロフィー」のミニ版を掲げて盛り上げた。

 中国のブランドや企業の広告看板がピッチ周囲に並んでいるというのが、ワールドカップにおけるこれまでの中国のイメージだったかもしれないが、今回は「LABUBU」が中国は「製造能力が高い」ことを伝えているだけでなく、中国には「かわいい」という一面もあることをPRしている。ネットユーザーから寄せられた「中国代表はワールドカップに出場できなかったので、中国の伝統要素を取り入れたおしゃれな国産品のトレンド『国潮』が代わりに出場した」というユニークなコメントは、「サッカーというハードパワーのレベルがワールドカップにまだ追い付いていなくても、レースのカーブで後続車が追い越しをかけるようにソフトパワーが一気に他を抜き去ることは可能だ」という事実を反映している。

 また、「LABUBU」を招待したのは国際サッカー連盟(FIFA)で、その目的はファンを増やし、若者の心を掴むためだ。

 長年にわたり、ワールドカップのファンは男性がメインであるのに対して、「LABUBU」の主なファンは若い女性となる。FIFAはウサギのような耳、ギザギザの歯が特徴の「LABUBU」を起用して、男性ファンの方が多いという局面を打破し、サッカーにはあまり興味を持ってこなかったものの、人気の文化クリエイティブグッズは大好きで、情緒的価値や美学的価値のためなら、喜んで財布のひもを緩める女性たちの心を掴むことを目論んでいるのは確実だ。「純粋なスポーツの国際大会」から「世界ポップカルチャーのパーティー」へのシフトは、FIFAが打った素晴らしい一手ということができるだろう。

 「LABUBU」がワールドカップの開会式に登場したことは、中国の文化IPの伝播パラダイムがアップデートされたことを意味していることも非常に重要な点だ。開会式終了後、多くの人が大会限定ユニフォームを着た「LABUBU」を「買い物かご」に入れた。ワールドカップ史上初めて、FIFAとコラボし、開会式のステージに登場した中国のオリジナルアートトイIPである「LABUBU」は、見事な海外進出を果たした。(編集KN)

 「人民網日本語版」2026年6月16日

Twitter Facebook を加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集     中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで