中国サイバースペース研究院が編纂した「中国インターネット発展報告2026」と「世界インターネット発展報告2026」青書が11月4日、開幕3日目を迎えた世界インターネット大会烏鎮サミットで正式発表されました。
「中国インターネット発展報告2026」によると、中国ではインターネットと情報技術分野の革新が加速しており、人工知能(AI)技術産業が勢いよく発展していて、AIエージェント(自律型AI)や具身AIの関連産業の台頭が加速しています。2026年6月時点で、累計924種類の生成AIサービスが届出を完了し、573件の生成AIのアプリケーションまたは機能が登録を終えました。中国国内における1日あたりのトークン平均呼び出し量が2年間で1000倍以上の急増を示し、2026年3月には140兆に達しました。また、サイバー空間における対外的な交流と協力は深まり続けており、中国が提唱する理念が国際社会で幅広い共感と賛同を得たことで、サイバー空間における中国の国際的な影響力、求心力、秩序形成力がよりいっそう際立つことになりました。
「世界インターネット発展報告2026」によると、新たな科学技術革命と産業の飛躍が急速に進展しています。世界のAIは「量から質への転換」を遂げつつあり、現実世界への進出が加速するとともに、科学研究の全面拡大をけん引しています。AIが世界経済にもたらす貢献は2030年までに22兆3000億ドル(約3500兆円)に達し、同年の世界GDPの3.7%を占めると予測されます。一方で、地域間の発展の不均衡という問題がますます顕著になっており、国家間におけるデジタル発展の格差がさらに拡大するとみられます。(藍、鈴木)
「中国国際放送局日本語版」より 2026年11月4日
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