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第2章 平和的発展と外交
2-6問 現在、中国はテロの脅威に直面しているのかどうか。テロ脅威防止面での基本的立場は何か。国際社会と共同でテロリズムに打撃を加える面ではどのような協力を行なっているか。

 答 1990年代から、テロリズムはますます世界と地区の平和、安全、安定に影響する要因となっている。大きなテロ事件が発生していないとはいえ、中国はテロリズムの被害国でもあり、直面している脅威は主に国内外のETIMテロ勢力や国際テロ組織、テロリストらの行なうさまざまなテロ活動である。

中国のテロ防止に対する基本的立場は一貫しており、明確であり、主に次の五方面を含んでいる。

第一、すべての形式のテロリズムに反対する。中国は、テロ活動がいつどこで誰に対して発生したか、誰が組織し、どのような方式をとったかを問わず、国際社会は一致した立場をとり、敵がい心を燃やし、断固として打撃を加えるべきであり、絶対に二重の基準でテロリズムに対処してはならないと主張している。

第二、テロ防止は拡大してはならない。テロリズムに打撃を加えるには、証拠を確実にし目標をはっきりさせて、罪のない人を巻き添えにするのを避け、テロ防止を口実に覇権主義をやってはならない。テロ防止は異なる文明が互いに交流し、参考にする新たなきっかけ、対話と融合の新たな起点、ともに進歩、繁栄する新たな原動力となるべきである。

第三、テロ防止は末梢の問題と根本的問題を同時に解決する必要がある。中国には「薪がすっかり燃えなければ火は消えない」という古くから語り伝えられてきた言葉がある。衝突と動揺はテロリズムを生み出す温床であり、貧困と立ち遅れはテロリズムを生む土壌である。国際テロリズムが発生、蔓延する土壌を徹底的に取り除く根本的な方策は、平和と発展の二つの問題を根本から解決し、世界の各種文明の共同の発展を推進し、全人類の共同の進歩を促進し、社会の公平と公正を推し進めることしかないのである。

第四、テロ防止は国連と安保理に重要な役割を十分に果たさせるべきである。中国は安保理が主導する、公正で、合理的で、効果的なテロ防止の国際協力メカニズムをできるだけ早く構築し、テロリズムに打撃を加える面で国連と安保理に重要な役割を十分に果たさせることを主張する。

第五、テロ防止は国際協力を強化する必要がある。世界の平和と安全を守るため、中国はテロを防備し、打撃を加え、とくにテロ防止情報の交流、テロ活動資金源の切断、テロ犯罪容疑者の引渡と送還などの面で世界各国と協力を強化することを望んでいる。

中国は平和を愛し、大切にし、擁護する責任を負う国であり、テロリズムに打撃を加える面では各国と共同の長期にわたる利益を持っている。中国は国際上のテロ対策を断固として支持し、積極的に参与し、ほとんどのテロ防止条約に加入し、「平等協力、双方向互恵」を踏まえて、関係諸国と効果に富む二国間テロ防止協力を展開し、テロリズムの根源を取り除くことに努めている。ここ数年来はまた区域のテロ防止協力を積極的に提唱し、アジア太平洋経済協力機構(APEC)、SCO、ASEAN地区フォーラム(ARF)とテロ防止を強化し、その他の国と共同でまたは単独で規模と形式の異なる各種テロ防止演習を行なって、テロ防止に関する中国の立場と姿勢を表明し、すべてのテロ活動を制止し、テロリズムに打撃を加える中国の決意と自信を世界に展示している。

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