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第5章 対外開放と貿易
5-10問 2005年9月、国連成立60周年首脳会議で、中国の胡錦涛国家主席は発展途上国の発展加速を支持するための新しい措置を発表した。これらの新措置には主にどのような方面が含まれているのか。中国の発展途上国を援助する方針を変えることを意味するかどうか。

 答 ミレニアム発展目標を達成するため、中国の胡錦涛国家主席は国連成立60周年首脳会議で中国のその他の発展途上国を援助する新しい措置を発表し、これには次の5つの内容が含まれている。

第一、中国は中国と外交関係を樹立した39カ国の最も立ち遅れた国に一部商品のゼロ関税待遇を与えることを決定し、優遇範囲にはこれらの国の多数の対中国輸出商品が含まれる。

第二、中国は重い債務を負った貧しい国と発展が最も遅れた国に対する援助の規模を一段と拡大し、二国のルートを通じて、今後の2年間に中国と外交関係を樹立したすべての重い債務を負った貧しい国の2004年末以前に期限が満了しても返済していない中国からの無利子と低利子の政府借款を免除するかまたはその他の処理方式で取り消す。

第三、 中国は今後の3年間に発展途上国に100億ドルの特恵融資および優遇輸出買い手クレジットを提供して、発展途上国がインフラ建設を強化するのを援助し、双方の企業の合資・合作展開を推進する。

第四、中国は今後の3年間に発展途上国、特にアフリカ諸国に対する関係援助を増やし、マラリア防止の特効薬を含む薬物を提供し、これら諸国の医療施設設立・改善と医療・衛生要員の育成・訓練を援助する。

第五、中国は今後の3年間に発展途上国のために各種の人材3万人を育成、訓練し、関係諸国の人材育成加速を援助する。

この5つの措置を実行に移すため、2005年、中国は112カ国・地区と資金援助協定を350件も結び、各種の援助建設プロジェクトは446件に達し、前後してジャマイカ体育館、朝鮮ガラス工場、ガボン放送・テレビビル、中国・キルギスタン・ウズベキスタン道路とパキスタンのグワダル港などの重点プロジェクトを完成し、インド洋津波、パキスタン大地震を含む21カ国に緊急人道主義援助を提供して、世界から広く称賛された。このほか、経済が発達していない国からの輸入を拡大するため、中国は39カ国からの一部輸入商品に対しゼロ関税を実行し、140カ国のために8000余人を育成、訓練し、これら諸国の経済発展と科学技術発展の人材に対するニーズを促進した。統計によると、2005年末現在、中国は110余カ国・地区に援助を提供し、援助プロジェクトは2000余件に達し、44の発展途上国の総計198件、価値166億元の対中国債務を減免した。

中国が発展途上国に提供する経済援助は自らの特徴がある。第一、友人が差し迫まって必要とすることを急いてしてやる。つまり発展途上国の必要に応じて建設援助プロジェクトを決定するのである。第二、中国の経済援助はいかなる政治条件も付け加えておらず、従来から経済援助で発展途上国に圧力を加えたことがない。この二つは発展途上国を援助する中国の重要な原則であり、これを変えることはない。

ここ数年来、中国の経済はかなり速い発展をとげ、経済総量がいくらか増えたにもかかわらず、中国は依然として発展途上国であり、いまなお国際援助を引き続き受けている。しかし、人類の共同発展を促し、できるだけ早く貧困から抜け出し、南北の格差を縮小し、ミレニアム発展目標の実現を確保するため、中国は国際社会とともに努力をし、援助や支持を必要とする発展途上国に引き続き力の及ぶ限りの援助を提供し、これらの国がたえず自主的に発展する能力を強めるのを援助し、各国の共同の発展を促進する。

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