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第9章 人民生活
9-4問 ここ数年来、貧富の格差が日増しに大きくなるにつれて、社会に救助を必要とする人が現われているが、中国は基本的な社会救助システムの枠組みを確立したかどうか。主にどのような人を救助するのか。社会救助活動は主にどのような内容を含んでいるのか。

 答 中国の改革・開放のたえまない深化につれて、社会各階層の分化が日ましに深刻化し、貧富の格差を反映するジニ係数も警戒線を超え、社会には確かに貧しい人と力の弱い人の群れが現われた。これらの人の権益を十分に保障するため、1980年代から、中国は社会救済活動に対し一連の改革を始め、政府と社会の力を動員して社会救助プロジェクトを大いに実施して、これらの人の生活面の各種の基本的必要を満たしている。現在、中国の社会救助システムは基本的に形成され、主に次の四方面の内容を含んでいる。

一は経常的な社会救助活動で、主に都市・農村の最低生活保障、農村の「五保戸」(衣、食、住、葬儀および未成年者の教育が保障された世帯)の扶養、農村の極貧家庭の生活救助および都市・農村の医療救助などを含んでいる。

二は緊急救助制度で、主に自然災害が発生した場合の被災者に対する緊急救助と応急救助行動を指す。

三は臨時的な救助で、主に低所得者の救助、都市部の生活のあてがなく、流浪の生活を送っている乞食と浮浪児への救助を指す。

四は慈善事業の発展を支持して、公益的な民間機構を育て、発展させ、大衆の経常的な相互救助活動を提唱する。

救助範囲の絶え間ない拡大につれて、現在、中国の各種社会救助制度に組み入れた救助対象は1億人を超えており、その中に民政部門が経常的に救助している5000余万人と毎年の約7000万人の被災者が含まれている。民政部門が救助する5000余万人の中に、都市部の最低生活保障の対象が2200万人、農村部の「五保戸」が300余万人、農村の特別貧困救助と最低生活保障対象が約1500万人、都市・農村の医療救助対象が800余万人いる。しかし、救助を必要とする人数が多いため、社会救助資金が不足し、救助基準が低すぎ、社会救助の多くの面に依る法律がなく、制度上に手落ちがあるなどの問題が存在している。とくに社会の力を動員して参与させる面で効果的な社会救助システムプロジェクトがまだ形成されていない。

現在、中国は「社会救助法」と「災害救助法」を起草中で、立法を通じて各種の救助を必要とする者を厳しく画定し、専門の社会救助基金と救助を受ける人の公示制度を確立する。同時に、社会救助ルートをいちだんと開放し、外国の慈善機構と社会団体が中国の法律、法規を遵守する前提の下に、国内でさまざまな形式の慈善救助機構を設立して、救助を必要とする人たちの生活を援助し、救助を受ける人の合法的権利を保障するのを奨励する。

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