また、董建華氏は、「香港復帰10年このかた、香港と大陸部との関係は急速な発展をとげ、協力の深さと範囲の広さはこれまでなかったことである。神舟5号宇宙飛行船の楊利偉飛行士と五輪の金メダル獲得者たちが香港を訪問した際、市民から熱烈な歓迎を受けた。彼らは勝利の喜びと栄光を香港の市民たちと分かち合ったのだ。また、新型肺炎の流行が経済や市民の生活を脅かすようになった際、中央政府は、CEPAの締結、個人観光の開放、香港銀行の人民元業務開始の許可などの措置を打ち出した。香港市民は祖国からの配慮及び中央政府が香港の繁栄、安定と発展のために払った努力を心から感じ取っている。
董建華氏は取材の最後に、香港にはさまざまな強みがあり、情報が自由に流通し、多元的な文化が共存し、政府の運営が透明で効率が高く、国際ビジネスの基準やルールを守っていると語った。そして香港に対して、「祖国を後ろ盾とし、世界に向かって、みずからの発展を加速し、祖国の繁栄と強大化のためにさらに大きく寄与するように」という祝福の気持ちを表明した。
「チャイナネット」2007年6月19日