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チベットの地理形態と自然資源
発信時間: 2009-03-18 | チャイナネット

地形と地貌

 青蔵高原は世界でもっとも遅く隆起した、面積最大、海抜最高の高原であり、“世界の屋根”と呼ばれる。また南極、北極以外の地球の「第三極」ともみなされている。チベット高原は青蔵高原の主要な部分である。青蔵高原の地勢は、西北から東南にかけて傾斜し、地形は複雑多様で、景観は千差万別、高く曲がりくねって続く山脈、深く険しい渓谷と氷河、ゴビ(砂礫を含むステップ)など多くの種類の地形があり、大きく分けて、ヒマラヤ高山区、チベット南部の谷、チベット北部の高原地帯とチベット東部の高山渓谷地区に分かれる。

自然資源

 チベットの土地資源は豊かであり、総面積122万平方キロメートルのうち、牧草地は65万ヘクタールであり、耕作地のほとんどは、チベット南部の河谷および、河谷の盆地にあり、東部および、東南部にも少し分布している。耕地総面積は36万ヘクタールである。チベットの土地資源の最大の特色は、未だ利用されていない土地が多いことであり、それは土地面積の30.71%を占め、大きな潜在力を秘めている。チベットの天然草地面積は、内蒙古自治区と新彊ウイグル自治区より広く全国一であり、中国の主要な牧畜区の一つである。

「人民中国インターネット版」より 2009年3月18日
 
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