「食」の新ブーム

「食」の新ブーム。 正月の過ごし方は年ごとに異なっている。生活レベルが向上するにつれ、都市部であれ、農村部であれ、春節の新しい過ごし方、内容はますます豊かになってきた…

タグ: 大晦日,低炭素,西洋料理,外食

発信時間: 2012-01-04 13:17:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

正月の過ごし方は年ごとに異なっている。生活レベルが向上するにつれ、都市部であれ、農村部であれ、春節の新しい過ごし方、内容はますます豊かになってきた。

◆大晦日夜の外食

中国人の伝統に照らせば、大晦日夜の食事は一家にとって最も盛大、最も賑やかで愉しい大きな出来事である。これまでは、一家が家で食卓を囲んであれこれ話をしながら過ごしていたが、生活レベルが向上するのに伴い、食事の場は家に限らなくなってきた。調査では、11年に外食した家庭の比率は24.1%と、09年に比べ9.1ポイント上昇した。

◆低炭素の春節

低炭素の生活は、一種の生活への姿勢。低炭素の春節はいまやホットな話題で、ますます多くの市民が大晦日に盛りだくさんの料理を食べる旧習を改めるようになった。野菜を多く肉は少なくする、レストランでの食事も減らす、浪費をなくすなど、低酸素の生活スタイルを通して環境保護を促し、グリーンかつ健康な春節を過ごすというものである。

◆西洋料理で大晦日

生活レベルの向上とともに、生活習慣も少しずつ変わってきた。大晦日夜の食事は伝統的な中国料理に限定せず、父母の好みも考えて、西洋レストランで中華と西洋を取り合わせた食事をする若者も少なくない。新鮮さを味わうだけでなく、伝統的な美食、という飲食にまつわる気持ちも理解できるのでは。

◆農家の料理で大晦日

多くの若者は、大晦日は家でゆっくり休み遠出はしたくない、と思っているようだが、ここは考えを改めて、車で市街地から遠く離れた農民経営のレストランに行って食事をしてみては。鶏肉の土鍋に猪の肉、野菜炒めと、高級料理ではないが、郷土の息吹が感じられるだろう。農家の料理を口にしながら、父母の過去の出来事に耳を傾け、そしてより麗しい新年に思いを寄せてはどうだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年1月12日

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