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「転職したい」68%、スキル・キャリアアップ求め
発信時間: 2007-11-22 | チャイナネット

グローバル人事戦略コンサルティング会社の米タワーズペリンが20日、世界の主要企業で働く人を対象とした2007年版の調査結果を北京で公開した。中国大陸部で働く調査対象者のうち68%が、「転職を考えている」と答えた。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。

この調査は19の国や地域で行なわれている。中国は、国有企業、外資系企業、民営企業に働く人を対象とした有効アンケート5千部を調査結果としたもの。それによると、自分の仕事に対して「非常に意欲的」と答えた人は16%で、「あまり意欲的でない」「まったく意欲的でない」と答えた人は33%に及んだ。「非常に意欲的」の答えの世界平均は21%で、中国人の自分の仕事に対する満足度は世界でも下位のほうにある。

調査結果によると、中国大陸部は68%、香港地区は73%の回答者が転職を考えている。キャリアアップやスキルアップの機会が無いと感じたら転職を考える、という人が大多数だ。スキルアップやキャリアアップのチャンス、出世の機会など、待遇面以外の原因が、離職を決める大きな要素になっている。「待遇面での不満」は転職したい理由の第3位だった。

「人民網日本語版」2007年11月22日

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