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中国の結婚状況(1)婚姻数が減少 離婚率増加 |
発信時間: 2008-01-16 | チャイナネット |
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中国では現在、毎年の婚姻登録数が減少し、離婚率は逆に増加を続けている。中国の結婚状況の研究によると、都市化のレベルが高い地区ほど離婚率も高いことが明らかになった。「北京晩報」が伝えた。 (1)婚姻数が減少 離婚率は増加 先ごろ発表された2008年中国社会青書によると、現在起こりつつある社会構造の転換が人々の家庭生活に大きな影響を与えているという。中国が伝統的な農業社会から工業社会、ポスト工業社会へと転換する過程で、中国の家庭構造は小型化しているだけでなく、一層不安定になっている。 統計によると、中国大陸部住民の結婚登録における初婚者数は1992年から2005年の間に約350万人減少。これに対して、離婚する夫婦の数は逆に増加している。1985年の離婚数はわずか45万8千組だったが、1990年には80万組、1995年には100万組を超え、2005年には178万5千組に達している。 (2)出稼ぎも離婚の原因に 専門家の研究では、都市化のレベルが高い地区ほど離婚率も高くなっていることが明らかになった。同時に、労働者の移動、特に既婚女性の単独移住が夫婦関係の緊張をもたらし、離婚の多発を引き起こしていることもわかった。 統計によると、東北3省や4直轄市、新疆維吾爾自治区、四川省は、全国でも離婚率が最も高い。また婚姻者のうち再婚者が占める割合は都市部で高く、上海市で20%、天津市で18.9%、北京市で17.6%に達した。
「人民網日本語版」2008年1月16日 |
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